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ぜむねこの小部屋 > 攻略、資料集 > 【狐面さん】初期設定とか裏設定について

【狐面さん】初期設定とか裏設定について

先週の話ですが、狐面さんのDL数が目標達成。
前作「夢の城」が目標達成に半年近くかかっていたことを考えると、かなりのハイペースでした。
プレイしてくださった皆様がたに感謝感激。

と、いうことで今作でも初期設定や裏設定について語りたいと思います。
ネタバレ要素を多く含むため、未プレイ者や全てのエンディングを見ていない方はブラウザバック。

「ネタバレなんか怖くねぇ!」と言う方は下のリンクから続きを見てください。


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■小平 導人
県立の高校に通う17歳です。
楓とは小学生からの関係で、よく楓と一緒にいるので
「楓に関して何かあったら導人に聞け」・・・というのが同級生の共通認識になっているほどになっています。

本編でも語られていますが、小学生の頃に導人は同級生からのイジメにあっていました。
そこを助けてくれたのが楓で、楓の助けもあってイジメのリーダー格に話をつけられたために、
導人へのイジメはなくなりました。
それから導人は楓のことを守ろうと決意しています。
楓の側によくいるのも、楓に何かあったらすぐ助けに行こうと考えているためです。

杏に対する感情ですが、楓が無事だったので特にわだかまりは持っていません。
逆に言うと、楓が無事じゃなかったAエンドでは悪い感情を持っています。
もっとも、楓の介護でそれどころじゃないですが。

プレイヤーキャラのため、変な特徴付けは抑え目にしています。
しかし、そのままだと若干キャラが薄いので、よくツッコミを入れるようになりました。
イベントでも、調べたときでもツッコミを入れます。台詞は書いていて楽しかったです。

初期設定では学生ではなく探偵役でした。年齢も相応に高くなって20代半ばくらいで。
ただ、「なんか学生にしたほうがキャラを動かしやすいかも」
と思って年齢を下げたくらいでそこまで初期設定からの変更はありませんでした。

名前の由来は多摩地区にある市の名前+「導」く「人」から。
楓もそうですが、名前占いを使って縁起の良い画数にしています。
果てしなく意味のないこだわり。


■東久 楓
導人と同じ学校に通う17歳です。
両親は幼い頃に事故で亡くなり、今は祖母と2人暮らしです。
そのためかなりのお婆ちゃんっ子です。特に本編に絡みませんでしたが。

幼い頃に両親を事故でなくした楓ですが、当時から元気娘だった彼女でもさすがに落ち込みました。
が、その際に祖母から「悲しい時にこそ笑って元気を出すんだよ」と言われて実行したところ元気が出てきました。
・・・その際に大きく笑いすぎて親戚一同から「気でも狂ったのかしら」と不安がられましたが。
困っている人を見ると助けたくなる性分になったのもこの経験からきています。

本作におけるメインヒロインです。楓が行方不明になることで話が大きく動き始めています。
また、楓の性格ですが導人の特徴付けを抑え目にしただけこちらを若干濃くしています。
非常に明るい性格や、小さいもの好きはそんな理由から設定しました。
楓の台詞も書いていてなかなか楽しかったです。
彼女の場合ちょっとしたことでも大きなリアクションを取っても違和感なさそうだったのでスイスイ書けました。

初期設定では楓は導人と同級生ではなく、探偵事務所に入り浸る大学生という設定でした。
そのため年齢は少し上がって20歳。導人が好きという設定もこの頃から存在していました。
楓に誘われて狐面さんの調査を始めるのも、楓が行方不明になるのも同じ。立ち位置は変更されていません。
ただ、家族構成が少し異なり大手会社の社長の娘、つまりお嬢様でした。
導人のことを気に入り、仕事を持ってくる代わりに事務所に入り浸っているといったカンジでした。
まぁ、ボツになってそこらへんの設定も全てなくなりましたけど。今の楓は特に金持ち設定はありません。

名前の由来は多摩地区にある市の名前+木の「楓」から。
「楓」という名前にしたのは、とある理由があったのですが・・・まぁ後述。


■杏
「狐面さん」と呼ばれている神様です。
元は普通の少女でしたが山で親に捨てられてしまい、それを可哀想に思った神様が、
杏を自分のところに呼んで神様にした・・・という流れです。
ちなみに自分の分身を作れるのは神様パワー的な何かです。
作中で分身であるキツネがさらに分身を作っていたように、杏も今の状態からさらに分身を作り出せます。

杏の格好が神様っぽく、いろいろ装飾がされていないのは
・まだ神様としての格が低いから
・杏がキラキラした格好が好きじゃないから
・作者の技量不足(描けない)
といった理由です。
特徴づけはとりあえず楓とは違うベクトルで可愛らしさを求める。
かつ、小さい女の子の元気さを強調。
楓や紅葉に可愛がられる杏ですが、キツネと2人でいると杏が引っ張り役になるようなカンジにしました。
2人で遊んでいると杏が何を遊ぶか決めて、キツネがそれに同調するといったような。

とにかく設定がころころ変わっていました。
町外れの屋敷に住み着いた亡霊だったり、楓の妹だったり、そもそも「杏」という名前ですらなかったり。
今のカタチに落ち着くまで結構かかりました。
楓を連れ去ったとされる張本人(実際は違いますが)、かつ味方サイドのキャラクター。
この条件を満たすのは大変でしたが、なんとか良い形で着地できたかなと思います。

名前の由来はイチョウの漢字書きから。
詳しくはこれもまた後述。


■紅葉
杏の使用人です。
杏の信頼を受けている影響で、キツネから一方的に妬まれていました。
もっとも、紅葉はキツネのことは全く知りませんでしたが。
彼女たちが会うのはDエンド後のみとなります。それ以外では顔を合わせたことすらないです。
そのためキツネに独自意思があると思っておらず、「杏の分身が突然暴走した」と思っていたのです。

屋敷がキツネに乗っ取られて以降の紅葉の行動ですが、杏をこっそり匿いつつ、
キツネに従っているように見せて動向を探っていました。
キツネは紅葉のことが気に入っていなかったので適当に放っていましたので、
特にいざこざが発生していたといったことはなかったです。

ちなみに、作中では特に説明していませんでしたが紅葉は人間ではないです。
元々人として生きていたのが、亡くなった際に神様の使用人として転生したという設定があります。
また、人間だったころ杏に会っており、名前をつけた張本人という設定が存在していました。
やっぱりこれについても後述。

名前の由来は落葉樹の「紅葉」現象から。
楓と杏の名前の由来が木だったためです。


■キツネ
杏の分身でかつ、本作のラスボス的キャラです。
杏の最初の友達でしたが、杏を楽しませたいという気持ちが少しずつずれていっていったというのが
本作のストーリーの基盤です。
杏よりも自己主張はおとなしめ。でも少し主張し始めると結構ワガママといったイメージでした。
「キツネがこう思ってるからあなたもそう思ってる!」といったカンジで。
ただ、一人放っておかれて寂しかったという気持ちもあったので、そこまで悪い子じゃありません。
事実、和解できたDエンドでは杏や紅葉とも良好な関係を気づいています。

神隠しをしていた理由として、広い屋敷に一人でいるのは寂しかったためです。
紅葉がいたことは気づいていましたが、話そうと思っておらず
紅葉も何も言ってこないために無視を貫いていました。
・・・というより、話しかけづらかったというのもありましたが。
また、杏がいなくなった屋敷にずっといたので「なんでいるんだろう?」とフシギに思っていました。

キツネは初期設定は存在すらしていませんでした。
今の設定になった際に新しく追加されたカタチになります。


■楓と杏の名前の由来
初期設定として、イチョウの木が非常に重要なファクターとなっていました。
杏が神様になった場所に大きな木があったのも、神鏡の中に木があったのもそれの名残となっています。
また、非常にわかりにくいですが杏の髪は銀髪という設定があります。
杏と紅葉が初めて会った際、近くに「イチョウ(銀杏)」の木があったことと、杏の髪が「銀」髪だったことをかけて紅葉が「杏」という名前をつけたといった設定がありました。
また、楓の名前も紅葉繋がりでイチョウから来ています。

今ではイチョウ云々の設定がまるっと抜けたために、単なる名前として落ち着きましたが。


■神隠しについて
杏がやっていた神隠しと、キツネがやっていた神隠しでは仕組みが違います。

杏がやっていた神隠しは、キツネが子供たちに声をかけて屋敷につれていき杏といろいろ話をするといったカンジです。
神隠しといっても人間の世界の時間において数時間程度の話で、杏の方針として元いたところに返してあげていました。
その際にお守りとして勾玉を一人一個持たせてあげて、持ち主を災厄から守ってあげていました。

キツネがやっていた神隠しは、屋敷に住まわせることが目的でした。
作中で紅葉が説明したとおり、目標の夢の世界に侵入して屋敷に呼び寄せる。
その後屋敷で洗脳を行ってずっと屋敷に住まわせる・・・といったカンジです。
やっていることは完璧に誘拐のそれと同じですが、キツネの洗脳の仕方が甘く、案外呆気なく洗脳が解けています。
・・・が、キツネがかなりの寂しがりやで、自分たちにかなり依存していることから洗脳が解けた後も屋敷に住んでキツネの面倒を見ています。
ちなみにキツネは使用人たちの洗脳がすぐ解けていることを知りません。


■神鏡について
作中で杏が言う通り、鏡に映った対象を鏡の中に閉じ込める神具です。
ただ、所有者である杏が宣言しない限りただの鏡で特に害はありません。
鏡の中に閉じ込められた者ですが、基本的に杏が連れ出さない限り外に出れません。
また、唯一外に出れる杏も長時間神鏡の中に居ると、入ってきた入り口が閉じてしまい出ることができなくなります。
優秀なセキュリティもたまには考え物です。

Q.「どうやって閉じ込めるの?」「材料は何でできてるの?」
A.ゴッドパワーか何かじゃないかな?(適当)


■誰かの日記について
奇数が杏、偶数がキツネの日記です。
誰かの日記5と6を読めば一人称がそれぞれ書かれているのでわかるかもしれませんが。


■紅葉の不敵な笑みについて
「杏様観察日記」からご察しください。

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無題

誠に勝手ながら生実況させていただきました!

とてもおもしろい作品で最後は泣けました。

これからも良い作品期待してます^^

Re:無題

綺羅さん

ぜむねこです。
ご連絡ありがとうございました。
次も作成するので、機会がありましたら是非プレイしてみてくださいね。

  • ぜむねこ
  • 2013/11/10(Sun.)

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